防水は「守る」ためにあります。建物を守る、そして人命を守る。地球環境を守るという意味合いもあると思っています。

いいものを長く使うというSDGsの観点です。だからこそ、電話がかかってきたら雨が降っていて何も処置できないとしても、まず駆けつけて原因を特定します。電話の先には必ず困っている人がいる。少しでも安心してもらうこと、それも重要な使命だと思っています。

防水材には面積に対して定められた塗布量や使用量があります。少なくすると費用と時間を節約することができますが、絶対にそれはしません。工期の問題があったとしても、1日延ばすことで10年の保証ができるなら譲れない。その1日がひいてはお客様のためになるからです。どれだけ塗っているかは決してお客様にはわかりません。でも、年を重ねるとそれは結果として出てきます。「そういえば、何年前に塗った？」は忘れるくらい効果が保っている証拠。そう言ってもらえるとすごく嬉しいですね。

将来的には拠点を広げて近畿一円、西日本一円をエリアとしていければと大きな夢を描いています。会社ができて14年。創業者である亡き親父や引退したベテランの職人さん、いつも共にいてくれる妻。ここまで共に苦労し、支えてきてくれた方々には頭が上がりません。心からの感謝を胸に、新たなカメヤの歴史を刻んでいきたいと思っています。